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面談の日は決まったけれど、職務経歴書はまだ途中。何を聞かれるのかも分からず、企業の面接のように緊張していませんか。初めてなら、準備の加減に迷いますよね。
初回面談は、経歴や希望を共有し、求人紹介の方向性を相談する場です。企業の採用面接とは違うので、立派な志望動機を用意する必要はありません。今の仕事と、次の職場で変えたいことを話せるメモがあれば、相談を始めやすくなります。
当日までに全部を決めなくても大丈夫です。この記事では、先にメモしておくこと、分からないまま相談してよいこと、面談後に確かめることを順に整理します。時間がなければ、まず「希望条件」と「聞きたいこと」だけ書いてみてください。
| 項目 | 初回面談の目安 |
|---|---|
| 目的 | 経歴・希望条件を共有し、求人紹介の方向性を決める |
| 形式 | オンライン、電話、対面 |
| 所要時間 | 45分〜1時間程度 |
| 服装 | 清潔感のある私服またはオフィスカジュアルで問題なし |
| 主な持ち物 | 履歴書・職務経歴書、経歴メモ、質問リスト、筆記用具 |
転職エージェントの初回面談とは?
登録後の面談では、担当者がこれまでの仕事、転職を考えた理由、希望条件などを聞き取ります。サービスによって「キャリア面談」「カウンセリング」など呼び方は違いますが、紹介する仕事を考えるための打ち合わせと捉えるとよいでしょう。
目的は選考ではなく求人のマッチング
採用の合否を決める面接ではありません。ただし、経歴や希望に合う求人をその会社が扱っているかによって、紹介の可否は変わります。よく見せようと経験を広げるより、「ここまでは担当した」「ここからは未経験」と分けて話したほうが、提案を判断しやすくなると思います。
転職するか決めていないなら、そのまま伝えて構いません。「今の会社に残る可能性もあり、まず求人を知りたいです」と話せば、相談の前提を共有できます。相談だけの面談に対応するかは、予約時に確認しておきましょう。
面談の形式と所要時間
- オンライン面談:ビデオ通話を使って話す。移動時間を取らずに顔を見て相談できる
- 電話面談:カメラを使わずに話す。資料を一緒に見る方法は事前に確認する
- 対面面談:エージェントの拠点などで実施。資料を見ながらじっくり相談しやすい
面談の長さや対応日時は、サービスや相談内容によって異なります。予約案内で開始時刻だけでなく、所要時間も確かめてください。平日の昼間が難しいなら、夜間・土曜や電話で対応できるか尋ねる方法もあります。
転職エージェントの初回面談の流れ
- 登録:公式サイトで氏名、連絡先、職歴、希望職種などを入力する
- 日程調整:担当者から届く連絡に返信し、形式と日時を決める
- 自己紹介・サービス説明:担当者の紹介、受けられる支援、今後の進め方を確認する
- 職務経歴のヒアリング:担当業務、実績、スキル、転職を考えた理由を伝える
- 希望条件の確認:仕事内容、年収、勤務地、働き方と優先順位を共有する
- 求人紹介・次の行動の確認:紹介できる求人や、次回までに準備する書類を相談する
その場で求人を紹介される場合もあれば、面談後に探してもらう場合もあります。すぐ届かなくても、面談に失敗したとは限りません。紹介の見通しと次に連絡する時期を確かめ、届いた求人は自分の希望と照らしてから応募を決めましょう。
初回面談までに準備しておくこと
職務経歴書が完成していなくても相談できる場合はあります。まずは予約時の必要書類を確認したうえで、次の項目を箇条書きにしてみてください。空欄が残っても、その部分を面談で相談できます。
職務経歴を時系列で整理する
勤務先ごとに、在籍期間・担当業務・役割・工夫したことを並べます。売上などの成果が出しにくい仕事なら、担当件数、関わった人数、作業を変えた前後の違いから考えても構いません。数字は確認できる範囲だけで十分です。
転職理由を「次に実現したいこと」まで整理する
残業や人間関係の悩みを、無理に前向きな言葉へ変える必要はありません。ただ、何がつらかったのかが曖昧だと、次の職場で避けたい状況も伝わりにくくなります。起きたことと、これから変えたいことを分けてメモしておきましょう。
たとえば「残業が多い」なら、「平日の帰宅が遅く、家族と過ごす時間を確保しにくい。次は残業の目安と繁忙期の働き方を確認したい」と伝えられます。きれいな言い換えより、自分が困っている場面を具体的にするほうが相談しやすいはずです。
希望条件に優先順位をつける
職種、仕事内容、年収、勤務地、休日、残業時間、リモート可否などを、次の3段階に分けると伝えやすくなります。
- 必須条件:満たさなければ応募しない条件
- 希望条件:できれば満たしたい条件
- 調整できる条件:他の条件次第で妥協できるもの
現在年収と希望年収を確認する
現在の年収は、源泉徴収票などで確認しておきましょう。希望額は「生活上、下回ると難しい額」と「できれば目指したい額」を分けておくと話しやすくなります。年収相場が分からない場合は、「この経験と希望職種では、どのくらいの募集がありますか」と質問してみてください。
転職時期と活動状況を整理する
入社時期が未定なら、無理に日付を決めなくても構いません。「引き継ぎに何か月かかるか確認中です」など、分かっている範囲を伝えます。他社から応募した求人は重複を防ぐために共有しましょう。窓口を増やすか迷うときは、転職エージェントは何社登録すべき?も判断材料になります。
面談準備シートを無料でダウンロード
メモの項目を考える負担を減らせるよう、Excelの準備シートを用意しました。登録は不要です。全部を埋めようとせず、当日聞きたいことや言い忘れそうな条件から書き込んでみてください。
- 職務経歴の整理:担当業務・実績・スキルを記入例つきで整理
- 転職理由と希望条件:本音の理由、前向きな言い換え、条件の優先順位
- 逆質問リスト:市場価値や選考対策など7つの質問例と回答メモ欄
- エージェント比較メモ:最大3社の担当者や紹介求人を比較
転職エージェントとの面談の服装
服装は予約案内の指定を確認し、指定がなければ清潔感のある普段着やオフィスカジュアルでよいか相談できます。エージェント面談のためだけに新しいスーツを買う前に、当日の形式を確かめておきたいところです。
| 面談形式 | おすすめの服装 | 注意点 |
|---|---|---|
| オンライン | 無地のシャツ、ブラウス、襟付きの服など | 部屋着は避け、画面に映る上半身と髪型を整える |
| 電話 | 自由 | 服装より、静かに話せる場所とメモの準備を優先 |
| 対面 | オフィスカジュアル | 訪問先にふさわしい清潔感を意識。仕事帰りなら勤務時の服装でも可 |
「どの服装がよいか迷う」「このまま企業面接用の身だしなみも確認したい」という場合は、予約時に担当者へ聞いて構いません。
転職エージェントとの面談の持ち物
対面面談では、次のものを用意しておくと安心です。履歴書や職務経歴書が未完成なら、経歴をまとめたメモでも構いません。
- 履歴書・職務経歴書(完成していれば。事前にデータで送る場合もある)
- 職務経歴と実績をまとめたメモ
- 希望条件と優先順位のメモ
- 聞きたいことをまとめた質問リスト
- 筆記用具・メモ帳
- 日程を確認できるスマートフォンや手帳
オンラインなら、資料に加えて端末・イヤホン・充電器を手元に置きます。予約案内にある通話方法で、音声と接続を先に確認しておきましょう。画面共有を求められた場合に備え、見せる書類だけを開いておくと慌てずに済みます。
初回面談で聞かれることと答え方
回答を丸暗記すると、少し違う聞かれ方をしたときに話しにくくなることもあります。次の項目について、伝えたいことを短くメモしておきましょう。うまくまとまらない部分は、質問してもらいながら整理できます。
現在の仕事内容とこれまでの実績
「何を扱う仕事で、自分はどこまで担当したか」から話してみてください。チームの成果と自分の工夫を分けると、役割が伝わりやすくなります。知らない職種を提案されたら、分かったふりをせず、「一日の業務や必要な経験を教えてください」と聞いて構いません。
転職を考えた理由
転職を考えた出来事と、次の仕事で変えたいことを伝えます。企業の面接でどこまで話すべきか迷う事情があるなら、エージェントとの相談内容と企業向けの説明を分けて考えましょう。企業へ共有してほしくない内容は、先にその範囲を確認してください。
希望職種・勤務地・働き方
職種名を決めきれなくても、担当したい仕事や避けたい働き方は話せます。たとえば「営業経験は生かしたいが、新規開拓だけの仕事は迷っています」という伝え方です。未経験分野の提案なら、これまでのどの経験がつながるのかも聞いてみましょう。
現在年収・希望年収
現在年収は事実を伝え、希望年収には生活上の条件や希望する役割を添えてみてください。紹介された求人の金額を見るときは、基本給・賞与・固定残業代の内訳も確認したいところです。額面が同じでも、毎月の収入が同じとは限りません。
転職希望時期と他社の利用状況
今すぐ動けるのか、情報を集めてから考えたいのか、現時点の希望を共有します。他社の選考が進んでいるなら、応募先と回答期限も伝えておきましょう。まだ応募していない求人まで、急いで決める必要はありません。
面談でこちらから聞いておきたい質問
面談は、こちらが質問する時間でもあります。全部聞く必要はありませんが、今いちばん困っていることに合う質問を二つほど選んでおくと、聞き忘れを防げます。
- 自分の経験で評価されやすい点と、不足している点は何か
- 応募できる求人の年収相場はどのくらいか
- 希望業界・職種の採用動向はどうなっているか
- 求人票にない社風、配属先、評価制度、残業の実態を確認できるか
- その企業で活躍している人と、早期退職する人にはどんな傾向があるか
- 書類選考や面接で企業が重視していることは何か
- 履歴書・職務経歴書の添削や模擬面接を受けられるか
- 連絡方法と、求人を検討する際の回答期限はどうなるか
担当者も、配属先の実情をすべて把握しているわけではありません。残業などの説明が曖昧なら、「いつ・どの部署の情報ですか」「企業へ確認できますか」と一歩だけ具体的にしてみてください。分からない情報を、分からないまま区別できることも判断の助けになります。
オンライン面談で注意すること
- 接続テストをする:URL、マイク、カメラ、イヤホンを面談前に確認する
- 静かで人に聞かれない場所を選ぶ:職歴や年収などの個人情報を話すため、カフェは避ける
- 背景と明るさを確認する:散らかった背景を避け、顔が暗く映らない位置に照明を置く
- 通知を切る:パソコンやスマートフォンの通知音、着信をオフにする
- 5分前には接続できる状態にする:アップデートやログインに時間がかかる可能性を見込む
詳しい環境設定や画面上のマナーは、Web面接(オンライン面接)のマナーも参考にしてください。
面談で避けたいNG行動
- 経歴やスキルを誇張する:企業面接で矛盾し、信頼を損なう原因になる
- 希望を「何でもいい」で済ませる:求人を絞れず、希望と異なる提案が増えやすい
- 不満だけを話す:退職理由に加え、次の職場で実現したいことも伝える
- すべてを担当者任せにする:求人を自分でも確認し、疑問点や希望を言葉にする
- 横柄な態度を取る・連絡を放置する:日程変更や辞退も、分かった時点で連絡する
- 興味のない求人へ無理に応募する:断るときは「どこが希望と違うか」を伝え、次の提案に生かす
希望を伝えてもずれた求人が続くと、断るのも気が重くなりますよね。まずは「どの条件が違うか」を一度具体的に伝えてみましょう。説明しても変わらない場合は、担当変更や別の窓口を検討できます。
面談後にやること
- 面談内容をメモする:市場価値への評価、提案された方向性、次回までの宿題を残す
- 紹介求人を同じ基準で比較する:仕事内容、年収、勤務地、働き方、将来性などを一覧にする
- 希望とのずれをフィードバックする:応募しない場合も理由を具体的に伝える
- 履歴書・職務経歴書を修正する:面談で指摘された強みや実績を反映する
- 約束した期限までに返信する:検討に時間が必要なら、その旨と回答予定日を連絡する
面談の最後に、次の連絡時期を決めておくと待つ間の不安を減らせます。約束した時期を過ぎたら、「求人紹介の見通しと、こちらで準備することを教えてください」と問い合わせてみてください。紹介が難しいなら、理由を聞いてから探し方を見直します。
筆者の体験:準備内容で求人提案は変わった
筆者が40代で転職エージェントの初回面談を受けた際は、職務経歴書が間に合わず、箇条書きの経歴メモだけを用意しました。それでも、担当者と一緒に仕事内容や実績を整理することで、職務経歴書の骨子を作ることができました。
一方、最初に希望条件を「特にこだわりはない」と伝えたため、紹介された求人は方向性がばらばらでした。後から譲れない条件を3つに絞って伝えると、提案の精度が明らかに上がりました。また、自分では検討していなかった職種を提案され、今の職種の延長だけで考える必要はないと気づけたのも、面談を受けたメリットです。
私の場合、面談から応募、面接へと進むうちに、想定より時間がかかりました。登録すればすぐ転職できるわけではなかったのです。相談を始める時期と、実際に会社を辞める時期は分けて考えておくと、焦って決めずに済むと思います。
転職エージェントの面談に関するよくある質問
面談を受けたら必ず応募しないといけませんか?
面談や紹介を受けても、応募を決める義務はありません。興味を持てない求人は、その理由を伝えて断れます。まだ情報収集の段階であれば、面談を予約するときにその旨を共有しておきましょう。
履歴書や職務経歴書がなくても面談できますか?
未完成でも相談できるかは、サービスと予約案内によります。提出が必要なのか、経歴メモでよいのかを先に確認してください。間に合わない場合も黙って当日を迎えず、どこまで準備できたかを伝える方法があります。
面談では本音をどこまで話してよいですか?
求人選びに関わる悩みは、相談して構いません。ただし、話した内容が推薦文などにどう使われるか気になる場合は、企業に共有してよい範囲を確認しておきましょう。勤務先への連絡や情報公開についても、各社の案内を読んでから利用すると安心です。
平日の日中に時間が取れない場合はどうしますか?
平日夜間、土曜日、オンライン、電話に対応するサービスもあります。登録時の備考欄や日程調整の連絡で、在職中であることと希望時間を伝えましょう。
初回面談で求人を紹介されないことはありますか?
紹介が面談後になる場合や、その時点では扱える求人がない場合があります。「希望条件が理由なのか」「経験要件との違いなのか」を確かめてみてください。理由が分かる前に、生活に必要な条件まで下げなくて大丈夫です。
面談の前に、言い忘れたくないことを残しておく
当日うまく話せるかよりも、何を相談したいかを持っていくほうが準備になります。次の五つを見て、分かるところだけ埋めてみましょう。
- 職務経歴と数字で示せる実績
- 転職理由と次の職場で実現したいこと
- 希望条件の優先順位
- 現在年収・希望年収
- 転職時期・他社での活動状況
資料が未完成なら、そのことも相談できます。面談の最後には「次に自分がすること」と「担当者から連絡が来る時期」を一つずつ確認しておくと、帰ってから迷いにくくなります。その先の流れが気になる場合は、転職エージェントの使い方(登録から内定までの流れ)にも目を通してみてください。
面談の予約先を探している人へ
応募書類や求人選びについて相談したいなら、希望する職種・勤務地を扱う窓口を候補にできます。予約前に、必要書類と希望する支援に対応できるかを確かめておきましょう。
何を相談したいか決めてから、面談先を選ぶ
リクルートエージェントは、幅広い業界・職種を扱う総合型のサービスです。自分の経験に合う仕事を相談したい場合の候補になります。「練習のため」と割り切るより、今困っていることを率直に伝えて面談を受けるほうが、提案も比べやすくなると思います。
登録・相談は無料です。


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