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退職日は決めたけれど、次の仕事はまだ。保険証はどうなるのか、税金はいくら来るのか、急に気になることが増えますよね。まずは全部を一度に片づけようとせず、期限の短い健康保険と年金から確認してみましょう。
国民健康保険と国民年金の切替は原則14日以内。健康保険の任意継続は、退職日の翌日(資格喪失日)から20日以内が申出期限です。失業給付は別にハローワークで手続きするため、退職しただけで自動的に振り込まれるわけではありません。
ここでは、必要な書類と窓口を、動く順番に並べています。金額は条件によって変わるので、モデルケースを自分への請求額と考えず、問い合わせるときの見本にしてください。
まだ退職日を話し合っている方は、円満退職につながる退職の切り出し方も使えます。日付が固まったら、次の表に自分の期限を書き込んでみましょう。
PRまだ退職の意思表示や会社との調整が終わっておらず、自分だけでは手続きを進められない場合は、弁護士が対応する退職代行サービス「弁護士法人ZEN」へ相談する方法もあります。通常の退職手続きで解決できない場合の選択肢として検討してください。
- 期限の短い健康保険と年金から、窓口を確認する
- 最初に確認するのは「社会保険の空白期間」
- 退職前に会社へ依頼する書類
- 健康保険は3つの選択肢を金額で比較する
- 退職直後の手続きを進めるために、準備したい3つのこと
- 国民年金は退職日の翌日から14日以内が目安
- 失業給付は離職票が届いたら早めに手続きする
- 住民税は退職後も請求される
- モデルケースで見る「退職後のお金」|40歳・月給30万円・東京都
- 年内に再就職した場合は源泉徴収票を提出する
- 退職から再就職までの行動スケジュール
- よくある質問
- 退職前チェックリスト
- 金額は必ず自分の条件で見積もる
- 【アドバイザー視点】「辞めてから探す」前に計算してほしいこと
- まず、退職日と窓口を一枚のメモに書いてみる
- 参考資料
期限の短い健康保険と年金から、窓口を確認する
入社まで1日以上空く、または転職先が未定なら、まず次の順番で窓口を確認してみてください。保険料の見積もりや書類の依頼は、退職前から進められます。
| 時期 | 行うこと | 主な期限 |
|---|---|---|
| 退職前 | 会社から受け取る書類と住民税の徴収方法を確認 | 最終出勤日までに依頼 |
| 退職直後 | 健康保険を任意継続・国民健康保険・家族の扶養から選ぶ | 国保は原則14日以内、任意継続は20日以内 |
| 退職直後 | 国民年金または配偶者の扶養へ切り替える | 退職日の翌日から14日以内 |
| 離職票が届いた後 | 求職申込みと雇用保険の受給手続き | 受給期間を考えて早めに |
| 納付書が届いた後 | 住民税や保険料を支払う | 通知書の納期限 |
翌日から新しい勤務先の健康保険・厚生年金へ加入する場合は、通常は新しい勤務先が手続きを進めます。一方、数日でも間が空くなら、その期間にどの制度へ加入するか確認が必要です。入社日だけでなく、社会保険の資格取得日も聞いておきましょう。
最初に確認するのは「社会保険の空白期間」
まず、退職日と入社予定日をカレンダーに書いてみてください。新しい勤務先の社会保険に入る日が入社日と同じなら、次のように考えられます。
- 6月30日退職、7月1日入社:原則として空白なし
- 6月30日退職、7月10日入社:7月1日から9日まで空白あり
- 退職時点で転職先が未定:空白あり
退職した会社の健康保険・厚生年金は、通常、退職日の翌日に資格を失います。「数日だけなら大丈夫だろう」と思いやすいところですが、短い期間の扱いも住所地の市区町村などに日付を伝えて確認してください。
退職する時期から迷っている場合は、転職のタイミングを判断する5つの材料に、健康や仕事探しの状況も合わせて整理しています。手続きの都合だけで無理に働き続ける必要はありません。
退職前に会社へ依頼する書類
窓口へ行ったのに、書類が足りずに出直すのは避けたいですよね。最終出勤日までに、下表の書類をいつ、どう受け取れるかを会社へ聞いておきましょう。
| 書類 | 主な用途 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 雇用保険被保険者離職票-1・2 | 失業給付の受給手続き | 必要であることを会社へ伝える |
| 健康保険資格喪失証明書 | 国民健康保険などへの切替 | 退職者本人だけでなく扶養家族の記載も確認 |
| 雇用保険被保険者証 | 転職先での雇用保険手続き | 会社が保管している場合は返却を依頼 |
| 源泉徴収票 | 転職先の年末調整・確定申告 | 後日郵送される時期を確認 |
| 退職証明書 | 退職事実の証明 | 必要になりそうなら発行を依頼 |
| 基礎年金番号が分かる書類 | 年金の切替・転職先への提出 | 基礎年金番号通知書やねんきんネットで確認 |
離職票は、会社が退職後にハローワークで手続きをしてから交付されます。そのため、退職日に手元にそろうとは限りません。引っ越す予定があるなら、送付先も忘れずに伝えてください。
依頼した離職票が届かないときは、まず会社へ処理状況を確認します。それでも見通しが立たなければ、住所地を管轄するハローワークへ相談できます。待っている間に、ほかの保険や年金の期限まで過ぎないようにしたいところです。
健康保険は3つの選択肢を金額で比較する
健康保険の主な選択肢は、任意継続、国民健康保険、家族の健康保険の被扶養者です。どれが自分に使えるかを確かめてから、費用を比べてみましょう。
| 選択肢 | 手続き先 | 期限・条件の目安 | 比較するときの注意 |
|---|---|---|---|
| 任意継続 | 加入していた健康保険 | 資格喪失日から20日以内。協会けんぽでは退職前に継続2か月以上の加入が必要 | 会社負担がなくなり、保険料は原則として全額自己負担 |
| 国民健康保険 | 住所地の市区町村 | 資格取得事由が生じてから原則14日以内 | 前年所得や世帯人数、自治体によって保険料が異なる |
| 家族の扶養 | 家族の勤務先 | 健康保険ごとの収入要件などを満たすこと | 失業給付の日額などが判定に影響する場合があるため事前確認が必要 |
任意継続と国民健康保険は見積額を聞く
国保と任意継続は、どちらが安いと一律には決められません。退職前の給与、前年所得、家族、自治体などで変わるため、次の2か所で同じ加入期間の見積もりを取ってみてください。
- 加入中の健康保険へ、任意継続した場合の月額を確認する
- 住所地の市区町村へ、国民健康保険料の試算方法を確認する
家族がいる場合は、世帯全体の負担で見てみましょう。国保には会社の健康保険と同じ形の扶養制度がなく、加入する家族の人数も保険料に関わります。
2026年度の比較例|40歳・単身・新宿区の場合
比較の例として、前年の給与収入400万円、40歳、単身、新宿区在住、標準報酬月額30万円を想定します。2026年度の新宿区の保険料と協会けんぽ東京支部の料率による概算です。給与所得276万円から基礎控除43万円を引いた233万円を国保の算定基礎額とし、軽減・減免や前納割引は考慮していません。
| 項目 | 任意継続 | 国民健康保険 |
|---|---|---|
| 保険料の目安 | 月35,100円 | 年388,006円 (12か月換算で月32,334円) |
| 計算のしかた | 標準報酬月額30万円×11.70% | 新宿区の2026年度料率・均等割額で試算 |
任意継続を月35,100円で12か月続けると421,200円。この例の国保388,006円との差は年33,194円、月換算で約2,766円です。家族や所得の条件が違えば結果も変わるため、この金額だけで選ばないようにしてください。
- 前年の年収が高い人:国保は前年所得に連動する一方、協会けんぽの任意継続は2026年度の標準報酬月額に32万円の上限があるため、任意継続が有利になる場合があります
- 扶養家族がいる人:任意継続は被扶養者の保険料が原則追加されませんが、国保は加入人数に応じた負担があるため、任意継続が有利になりやすい傾向があります
- 会社都合などで離職した65歳未満の人:雇用保険の特定受給資格者・特定理由離職者に該当し、離職理由コードなどの要件を満たすと、国保では前年の給与所得を30%として計算する軽減を受けられる場合があります
加入が年度をまたぐ場合は、翌年度の保険料が変わる可能性もあります。退職日と入社の見込みを両方の窓口へ伝え、その期間の負担で比べるとよいでしょう。
手続きが遅れても保険料がなくなるわけではない
手続きが遅れても、加入すべき日までさかのぼって国保の保険料がかかる場合があります。病院へ行かなかったから保険料も不要、とは限りません。期限を過ぎて気づいたときも、そのままにせず市区町村へ連絡してください。
任意継続を比較している方は、申出期限をカレンダーに入れておきましょう。協会けんぽでは退職日の翌日から20日以内が期限で、郵送なら必着です。必要書類も加入していた健康保険へ確認しておくと、選んでから慌てずに済みます。
退職直後の手続きを進めるために、準備したい3つのこと
退職後は仕事探しと生活の手続きが重なります。少し休んでから取りかかりたい時期でも、期限のあることだけは先に分けておくと負担を減らせるでしょう。
窓口へ行く前に、書類と受付方法を確かめる
窓口へ行く前に、資格喪失証明書、本人確認書類、マイナンバーなど、必要な書類を自治体の案内で確かめてみてください。予約や電子申請が使えるかも確認できます。書類がまだ届かない場合は、代わりに使えるものがあるか問い合わせましょう。
短い空白期間の保険料も、日付を伝えて聞いてみる
退職日と入社日の間が空く場合も、1日空けば必ず1か月分の保険料が追加になる、という仕組みではありません。月末の加入先や資格取得・喪失の日付などで扱いが変わります。数日間の空白なら、その具体的な日付を窓口に伝えるのが確実です。
離職票を待つ間にできることを進める
離職票を待つ間に、健康保険と年金の期限が近づくこともあります。すべての書類がそろうのを待たず、先にできる手続きがないか市区町村や年金事務所へ相談してみてください。
条件を満たす場合は、離職票をマイナポータルで直接受け取れる仕組みも使えます。事前のマイナンバーの届出や設定が関わるため、退職前に勤務先と案内ページで確認しておきましょう。
国民年金は退職日の翌日から14日以内が目安
国内に住む20歳以上60歳未満の人が退職し、すぐ厚生年金に入らない場合は、原則として国民年金への切替を考えます。配偶者の扶養に入って第3号被保険者となる場合もあるので、自分がどれに当たるかを確認してください。
- 自分で国民年金へ加入する:住所地の市区町村または年金事務所で手続き
- 配偶者の扶養に入る:配偶者の勤務先を通して第3号被保険者の手続き
- 退職者に扶養されていた配偶者:配偶者自身も切替が必要になる場合がある
第1号被保険者への切替は、退職日の翌日から14日以内が提出期限です。基礎年金番号が分かるものや退職日を確認できる書類など、必要なものを窓口へ聞いておきましょう。マイナポータルで電子申請する方法もあります。
保険料の支払いが難しいときは放置せず免除を申請する
支払いが難しいときは、未納にする前に日本年金機構の免除・納付猶予制度を確かめてみてください。失業の特例では、失業した本人の前年所得を除いて審査します。ただし免除と納付猶予で審査対象が異なり、配偶者などの所得によって認められない場合もあります。
未納のままにすると、将来の老齢年金のほか、障害・遺族年金の受給要件にも影響しかねません。「今は払えない」と分かった段階で、使える制度がないか市区町村や年金事務所へ相談しましょう。
失業給付は離職票が届いたら早めに手続きする
失業給付として知られる基本手当は、ハローワークで求職申込みをし、離職票などを提出して受給資格の決定を受けるところから始まります。届いた書類にある離職理由も、自分の認識と合っているか読んでみてください。
働く意思と能力があり、仕事を探していることなどが要件です。すでに次の就職先が決まっている、病気などですぐ働けないといった場合は、同じように受け取れるとは限りません。自分の状況をハローワークへ伝えて確認しましょう。
被保険者期間は、原則として離職前2年間に通算12か月以上が必要です。倒産・解雇など一定の場合は、離職前1年間に通算6か月以上でも対象となります。受給できる期間は原則として離職日の翌日から1年間なので、手続きを遅らせる前に窓口へ相談したいところです。
自己都合退職の給付制限は2025年4月から原則1か月
正当な理由のない自己都合退職では、7日間の待期に加えて給付制限があります。2025年4月1日以降の離職なら原則1か月です。退職日から数えて1か月後に振り込まれる、という意味ではありません。
過去5年に2回以上、正当な理由のない自己都合退職で受給資格決定を受けた場合や、重責解雇では3か月となります。一方、対象となる教育訓練によって解除される仕組みもあるため、該当するかを個別に確かめてください。
離職理由や加入期間で、給付日数や開始時期は変わります。「自己都合」と書いてあっても、長時間労働や病気、介護などの事情があれば、それを示す資料を持って相談しましょう。会社の記載だけで自分の扱いを決めつけなくて構いません。
失業給付がすぐ入る前提で家計を組まない
給付までの間、何にお金が出ていくでしょうか。家計簿がなくても、次の支出を月ごとに書き出すところから始められます。
- 家賃・住宅ローン
- 健康保険料
- 国民年金保険料
- 住民税
- 食費・通信費・光熱費
- 転職活動の交通費や衣服代
給付が入る見込みは、ハローワークで資格や金額を確認してから家計へ反映しましょう。最初は給付前の支出を払えるかを見ておくと、仕事選びを急がずに済むかもしれません。
住民税は退職後も請求される
住民税は前年の所得を基に計算され、給与天引きなら通常は6月から翌年5月にかけて納めます。退職して収入が途切れても、すでに決まった残額がなくなるわけではありません。
- 6月から12月に退職:残額が普通徴収へ切り替わり、本人が納付するのが一般的。希望すれば退職時に一括徴収できる場合がある
- 1月から4月に退職:最終給与や退職金が残額を上回る場合、原則として一括徴収
- すぐに転職:新しい勤務先で特別徴収を継続できる場合がある
「最後の給与が、思ったより少ない」とならないよう、残りの住民税と徴収方法を給与担当者へ聞いてみてください。時期によって、次のような扱いがあります。
私も退職時に住民税を一括徴収し、最後の給与から引かれた金額の大きさに驚きました。毎月の天引きに慣れていると、残額をまとめて払う感覚がつかみにくいものです。退職日を決めるときに、最終給与の見込みまで確認しておきたかったと思います。
モデルケースで見る「退職後のお金」|40歳・月給30万円・東京都
ここからは、40歳、月給30万円、自己都合退職、東京都在住、雇用保険の被保険者期間15年とする別のモデルケースです。2026年度の数値を使い、保険・年金と失業給付を並べてみましょう。住民税や家賃は人によって違うため、別に加えてください。
毎月出ていくお金(無職期間中)
| 項目 | 月額の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 国民年金保険料 | 17,920円 | 2026年度の全国一律額 |
| 健康保険(任意継続) | 35,100円 | 標準報酬月額30万円×11.70%(協会けんぽ東京・40〜64歳、2026年度) |
| 住民税 | 個別確認 | 前年所得・控除・自治体・退職時期で変動。勤務先または自治体へ確認 |
| 住民税を除く合計 | 53,020円 | 生活費(家賃・食費など)は別 |
下表の任意継続は、標準報酬月額30万円、協会けんぽ東京支部の健康保険9.85%・介護保険1.62%・子ども子育て支援金0.23%の合計で計算しています。国民年金は日本年金機構の2026年度の月額17,920円です。
住民税は一律の金額で置かず、給与担当者や自治体に聞いた残額を使いましょう。退職時に一括徴収されるなら、退職後の月額支出と二重に数えないようにしてください。
入ってくるお金(失業給付の目安)
同じ40歳の例で、離職前6か月の対象賃金が毎月30万円だったとすると、2026年8月1日以降の基本手当は次の概算になります。
- 賃金日額:30万円×6か月÷180日=10,000円
- 基本手当日額:6,307円
- 所定給付日数:120日(自己都合・被保険者期間10年以上20年未満)
- 28日分の給付額:176,596円
- 給付総額:756,840円(6,307円×120日)
算定式は厚生労働省の2026年8月1日以降の基本手当日額で確認できます。28日分の給付見込み176,596円に対し、この例では年金と任意継続で月53,020円。さらに住民税や家賃、食費がかかるので、給付額をそのまま生活費に使えるとは考えない方がよいでしょう。
初回の振込みまでの期間を確認しておく
振込みは、待期や給付制限、失業認定などの手続きを経て行われます。最初の給付まで何週間かかるかを一律には言えません。手続き時に認定日と見通しを聞き、家計の予定に書き込んでみてください。
年内に再就職した場合は源泉徴収票を提出する
同じ年のうちに再就職したら、前職の源泉徴収票を新しい勤務先へ提出するのが基本です。前職分を含めた年末調整に使うため、届いたらほかの退職書類と一緒に保管しておきましょう。
年内に再就職せず年末調整を受けない場合は、確定申告で所得税が還付されることがあります。申告の要否はほかの所得などでも変わるので、源泉徴収票や控除証明書を残し、国税庁の案内や税務署で確認してください。
退職から再就職までの行動スケジュール
| タイミング | 行動 |
|---|---|
| 退職の2〜4週間前 | 必要書類、住民税、最終給与、会社からの貸与品返却を確認する |
| 退職日 | 健康保険の資格喪失日、離職票の送付先と予定日を確認する |
| 退職日の翌日以降 | 任意継続・国保・扶養の保険料と条件を比較する |
| 14日以内 | 必要に応じて国民健康保険と国民年金を手続きする |
| 20日以内 | 任意継続を選ぶ場合は申出を完了する |
| 離職票到着後 | ハローワークで求職申込みと雇用保険の手続きをする |
| 再就職後 | 国保・任意継続の脱退、年金の切替、源泉徴収票の提出を確認する |
再就職先が決まったら、入社日、社会保険の加入日、初回の給与日も確かめましょう。手続きの見通しと条件を一緒に整理したいときは、内定先を比較する判断表も使えます。
よくある質問
空白期間が数日だけでも国民健康保険へ入る必要がありますか?
数日でも、前の会社の健康保険を失った後の加入先を確かめる必要があります。ただし、国保だけが選択肢ではありません。任意継続や家族の扶養も含め、退職日と次の資格取得日を各窓口へ伝えて確認してください。
任意継続と国民健康保険はどちらが得ですか?
所得や家族構成、加入先の料率で変わるため、一律には決められません。本人だけの月額ではなく、扶養家族を含めて同じ期間の負担を見積もってもらうと比較できます。
離職票が届く前にハローワークへ行ってもよいですか?
求職相談はできます。受給資格の決定には原則として離職票が必要ですが、会社へ依頼しても届かない場合は、その状況をハローワークへ伝えてみてください。持参する書類も、先に電話などで聞いておくとよいでしょう。
転職活動中にアルバイトをしてもよいですか?
働く時間や日数、収入、契約内容で基本手当の扱いは変わります。始める前にハローワークへ確認し、働いた事実を失業認定申告書へ正しく記載してください。無申告だと不正受給になる場合があります。
退職前チェックリスト
- 退職日と入社予定日をカレンダーで確認した
- 離職票が必要であることを会社へ伝えた
- 健康保険資格喪失証明書の発行を確認した
- 任意継続の保険料と申出期限を確認した
- 国民健康保険料の試算方法を市区町村へ確認した
- 家族の扶養に入れるか勤務先へ確認した
- 国民年金の切替と免除制度を確認した
- 住民税の残額と徴収方法を確認した
- 源泉徴収票の発送予定日を確認した
- 退職後3か月程度の生活費を見積もった
金額は必ず自分の条件で見積もる
数字を見ると目安はつかめますが、記事の例をそのまま自分の請求額にはできません。健康保険の見積もり、住民税の残額、給付の見通しが分かったら、退職後の家計表を自分の金額に置き換えてみてください。
【アドバイザー視点】「辞めてから探す」前に計算してほしいこと
収入の見通しがないまま支出が続くと、希望条件より「早く決めること」を優先したくなるかもしれません。在職中に活動できる状況なら、働きながらの転職活動の記事も一つの選択肢です。先に退職する場合は、貯蓄のうち生活に使える額と月々の支出から、何か月待てるかを考えておきましょう。健康などの事情で離れる必要があるときは、利用できる制度も窓口に相談してください。
まず、退職日と窓口を一枚のメモに書いてみる
退職後の手続きは、名前が似ていて混乱しやすいものです。まず、退職日と「次の保険に入る日」を一枚のメモに書いてみましょう。
その隣に、健康保険、年金、雇用保険、住民税の窓口を書き足します。最初の電話は、任意継続と国保の見積もり、または必要書類の確認からで構いません。期限を一つずつ押さえると、今やることが見えてきます。
書類が届かない、支払いが難しい、どの制度か分からない。そんなときも、全部を一人で調べ終えてから窓口へ行く必要はありません。退職日と今の状況を伝えて、次に何をすればよいか聞いてみてください。
PR手続きと並行して仕事探しを進めるなら、求人紹介と書類添削をまとめて任せられる転職エージェントへ、応募準備や日程調整を相談する方法もあります。紹介できる求人や支援範囲は状況によって変わるため、最初に確認してみてください。


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